やっぱりいつもの麒麟山

お客様にそう思っていただけるように、麒麟山酒造は三つのこだわりを大切にしています。

辛口一途

毎日飲んでほしいから、「いつもの麒麟山」は飲み飽きしない淡麗辛口を追求します。

こよなくお酒を愛し、寝るまで盃を傾けていた五代目当主の齋藤徳男は、
飲み飽きしないすっきりとした飲み口を何よりも好んでおり、
「酒とは辛いもの」という信念のもと酒造りを行っていました。
麒麟山酒造は、これからもその思いを受け継ぎ、
地元新潟の人たちが毎日楽しめる淡麗辛口を、丹精こめて造り続けます。

取組み 1
蔵人の育成
香りが控えめで、しかも軽やかな味わいの淡麗の酒造りは、ごまかしがききません。製造過程で風味に良くないとされる原因があれば、その影響は芳醇旨口よりもはっきりと出てしまいます。このように繊細で淡麗な味を追い求めるとき、一番大切なものは蔵人の技術です。麒麟山酒造では製造部門に限らず、酒造技能士資格の取得、新潟清酒学校での修学、業界内外との積極的な情報交換を行うことで、日々技術の研鑽に努めています。
取組み 2

仕込み水の保全
淡麗辛口に欠かせない超軟水の仕込み水。清酒麒麟山は地元御神楽岳(みかぐらだけ)を水源とする、常浪川(とこなみがわ)の伏流水(地下水)で仕込みますが、この水は常浪川流域の広大なブナ林がなければ生まれません。なぜなら林の中で育まれた腐葉土が、雪解け水をきめ細かくろ過しているから。麒麟山酒造では、ブナ林の水源かん養機能(※①)を維持するため、伐採後に放置された場所で植林活動を行いながら、きれいな水の保全に力を注いでいます。

(※①)… 森林に降った雨や雪などの水は、土壌に浸透したあと時間をかけてゆっくりと流れ出ます。これにより洪水や渇水が緩和される他、森林の土壌を通過することで澄んだ水を作っています。この働きが水源かん養機能です。

奥阿賀の米

安心して飲んでほしいから、「いつもの麒麟山」は
地元・阿賀町での安全な米作りに取り組みます。

地元の人たちに毎日の暮らしの中で飲んでいただきたいお酒だからこそ、
ただおいしいだけでなく、食品としての安全性をしっかりと担保したい。
そんな思いから、清酒麒麟山の原料米は、
どこで、だれが、どのように栽培したのかを特定できる地元のお米を使用しています。

取り組み 1
奥阿賀酒米研究会
1995年、地元農家に働きかけ、酒米栽培の促進を目的とした奥阿賀酒米研究会を結成。当初15人の会員でスタートしたこの会は、現在では30人を超える大きな会となりました。新潟県や地元・阿賀町からもご指導やご協力をいただき、年間7回の研修会を通して栽培技術を高めながら栽培数量を拡大しています。
取り組み 2
麒麟山酒造アグリ事業部
奥阿賀酒米研究会での酒米栽培に加えて、2011年には麒麟山酒造内に酒米栽培専門の部門「アグリ事業部」を設置しました。現在では、奥阿賀酒米研究会と合わせて、麒麟山酒造が毎年使用する原料米の9割以上を占めるまでの収穫量となりました。近い将来、すべてのお酒を地元産米で仕込むこと、そしてそれを持続可能な形にすることが麒麟山酒造の目標です。

人の和

幸せを感じてほしいから、「いつもの麒麟山」は
人の和をお届けします。

麒麟山酒造のお酒を飲む人に喜びと癒やしをもたらし、
幸せに笑い合う人と人とが、いいご縁に恵まれますように。
麒麟山酒造はそんな「人の和」を何よりも大切にしています。
まずは蔵人同士の和、そして地域との和を育み、
販売してくださる取扱店様、飲食店様との和を結び、
そしてお客様とをやさしくつないでいけるような、「人の和」を生み出すお酒でありたいと思っています。

麒麟山酒造は、日本酒の中でも
「地酒」を醸す蔵元です。

「日本酒」とはお米を原料とし
法的に適った製造方法を経てできたものを指しますが、

「地酒」とは蔵元のある土地で作られた米を原料とし、
その大地の影響をたっぷりと受けた水を使い、
その気候の中、その土地の蔵人によって醸され、
そして何よりもその土地の人たちが日々の生活の一部として慣れ親しみ、
飲んでいただけるお酒だと考えます。

そんな「地酒」のありかたを目指す蔵元、それが麒麟山酒造です。